負債(借金)問題を 解決するには?
『法律を力に』第5回で、資金不足に陥ったときに「リスケ」(リ・スケジュールの略)という方法があることを紹介しました。
「リスケ」は、銀行等の金融機関と合意に基づいて、従来の毎月返済額のうち元金返済部分を1~2万円程度に大幅に減らして、これに利息分を足した合計金額に返済額を変更してもらうことです。
リスケでも利息分に変更はないのですが、現在の低金利の借入では元金部分の返済額が大きいので(毎月返済額の8割から9割)、元金返済部分を1~2万円程度にすれば、毎月の返済額を5分の1程度へと大幅に減額することができるのです。
毎月の資金繰りで銀行返済が大変だと感じておられる経営者の方が少なくないのではないでしょうか?
その返済額を大きく減らすことができるので、「リスケ」の効果は思いのほか大きいのです!
でも、銀行は、簡単にリスケに応じてくれないと思っておられませんか?
確かに、金融円滑化法(現在は終了)が出来た平成21年12月より前までは銀行は簡単には応じてくれませんでした。しかしその後は、今現在でも私の体感では9割以上の確率で応じてくれるようになりました。
もし、今、資金繰りに困っておられる経営者の方がおられましたら、是非、取引銀行に「リスケ」の相談をされることをお勧めします。
なお、私が開設しておりますサイト 「弁護士による事業再生・再建」には負債問題の対処方法など、いろいろな情報をお知らせしていますので、ご参考にして頂けましたら幸甚です。
「ロシアの街角で出会った人々」(茂櫛勉 著 文芸社)
ロシアは地理的に最も近い外国です(韓国や中国でなくて、少し驚きですね)。 領土問題も動きだしそうな気配で、市井のロシア人に興味が湧き、読んでみました。
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